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一般社団法人岩見沢青年会議所

第70代理事長

​大和勝

当会のホームページをご覧くださりありがとうございます。

一般社団法人岩見沢青年会議所 2025年度、第70代理事長の職をお預かりします大和 勝(やまと まさる)と申します。

​どうぞよろしくお願いいたします。

我々は明るい豊かな社会を目指し日夜、自身のため、地域のために汗を流し活動しています。ぜひ一度我々の仲間達と触れ合ってみてください。必ずや机上では分からない魅力に気付いてくれると信じています。年間1万円で体験できる賛助会員制度もご用意していますので、まずはお気軽にお声がけください。

理事長指針

~原点 志を未来に~


【はじめに】

足るを知る 孔子

 

 今の人生に採点をしたときに、0点と答える人はどれだけいるでしょうか。もしくは、100点と答える人は、どれだけいるでしょうか。大多数の人は、その中間の点数を答え、満足している部分、そうではない部分を持ち合わせている人が多いと思います。足るを知るとは、自分の持っているものや現在の状況を十分であると感じ、欲張らずに満足することという意味です。現状をマイナスに捉えるのではなく、ただただ、未来を見据えて邁進するのではなく、岩見沢JCの良さや課題など、現在の立ち位置を受け入れ、これからに向けて前進していきます。先輩諸氏が岩見沢で多様な運動を起こしていただいたからこそ、今の岩見沢JCがあります。過去があるから今がある、今があるから未来がある、未来へのイメージができるからわくわくでき、プラスアルファの運動を起こすことができます。正解のない未来だからこそ、地域の未来を自分たちで考えて行動し、自分色に染めることができます。これからの未来を自分たちの意思で構築できるよう、JC運動を展開していきます。  

【原石を磨こう】

 最初からJCについて理解し、活動できるメンバーは一人もいません。私も、入会当初は先輩方にイロハを教えていただき、一つずつ覚え、JCの活動とは何なのか理解することで、年を経るごとに活動の深みが増してきました。組織の若返りのもと、JCとはと伝えることのできるメンバーが減りつつある今だからこそ、一旦立ち止まり、メンバーそれぞれがJCについて学ぶ時間が必要と考えます。地面が安定していなければ、建物が傾くように、組織の基盤が安定していなければ、体制が崩れてしまい、本来の力を発揮できません。しっかりと地に足をつけ、メンバー一人ひとりがJCの意義や目的を理解し、JCで活動する力、運動を推進する力を養うことのできる環境を整えていくことが必要です。しかし、井の中の蛙大海を知らずという言葉がある通り、JCのみでの成長に拘れば、その組織で完結してしまい、地域に求められる資質向上にはたどり着きません。JCは、これからの地域のリーダーを輩出する組織であり、我々は何をもって成長と言うべきなのか、メンバー は何を欲しているのか、そして、現在の社会情勢の中、どういった成長が求められているのか、しっかりと見据えながら、メンバーの成長の機会を作っていく必要があります。そして、地域にこれから必要とされる人財となり、JCで学んだことを地域にいかし貢献できる、その使命を果たしていかなければなりません。

【志を未来へ】

たとえ、どんなにいい運動を展開したとしても、その意思が引き継がれていかなければ、運動は志半ばで終わってしまいます。その運動を次の世代への託していくためにも、志を同じくするメンバーを増やしていくことが必要です。様々な動機で入会したメンバーが多い団体だからこそ、多種多様な方々が自己成長できる場があります。全てのメンバーが、最初から志高く入会するわけではありません。様々な経験を通し、意識が変化し、行動が変化していきます。 経験しなければわからないJC活動を、まだ見ぬこれからの仲間へ、しっかりと届け、JCへ 入会するきっかけを作っていくことが必要です。そして、来年には創立70周年を迎えます。周年は多くの諸先輩方が岩見沢JCを築いてきていただいたからこそ、迎えることのできる場です。創立60周年、創立65周年と経験させていただき、周年の意義、周年だからこそ得られる経験、そして、周年後を見据えた運動の大切さを実感しています。ただ、その周年を経験したメンバーも減ってきている今、これまでの歴史や周年の意義、築いてきた軌跡や人脈を振り返り、そして、組織としての意思を強固にし、周年、さらには、その先の未来へ向けて助走していきます。岩見沢JCが今後も岩見沢に必要とされる団体であり続けるために、岩見沢JCだからこそできる団体であり続けるために、多くの会員を迎え入れ、多種多様な価値観のもと、自分たちの存在意義を見つめ直し、創立 70周年、その先を見据えた運動を展開できる地盤づくりをしていきます。

 

【やりたいという希望を実現へ】

私が、小学生の頃、少人数学校だったが故に、野球を選択することしかできませんでした。ただ、そこに不満はなく、一心に野球を楽しんだことを今でも覚えています。時は経て、少子 化の影響により、学校ごとでのチームのスポーツ競技が成り立たなくなり、部活動の地域移行が全国的に自治体の政策として進められてきました。しかし、そこには、お金、指導者、場所、 交通など様々な課題が生じ、各自治体で地域の実情に合った課題解決が必要になっています。自治体、民間企業、教育関係者、保護者など多くの関係者の協力が必要となる中、JCが築いてきたネットワークをいかし、その課題に向き合い、岩見沢だからこそ作れるスポーツ環境の構築が必要と考えます。さらには、JCだからこそ向き合うべき課題にしっかりと向き合い、課題解決、そして、新たな環境構築の糸口を紐解いていきます。社会の課題は、関係者のみで解決できるものではありません。これまで関わりの有無にかかわらず、多くの方々にご協力いただき、多くの支援のもと解決を図っていく必要があります。そのために、地域の方々に情報を発信し、地域全体で課題の概要や解決方法、取り組みを共有し、一人ひとりの力で岩見沢の子どもたちを応援する基盤を作っていきます。

【やるべきことは、当たり前に、そして、その先へ】

組織として活動するためには、一定のルールがあり、ルールから逸脱した活動は、JCとしての活動ではなくなります。JCとして社会に貢献していくために、JCのルールのもとで、 やるべきことは当たり前にする環境を整え、それを前提として運動を展開できる基盤づくりをしていきます。やりたいことをやるだけでは、JCが推進すべき運動にはなりません。地域社会の課題を認識し、目的を持って事業を構築し、市民一人ひとりの意識を変えていく、そういったJCの本質を大切にし、運動を展開していきます。また、多種多様なメンバーが在籍することで、これまでのやり方では現状の組織運営に合わない部分が出てきます。その齟齬を認識し、どのようにすれば現在の流れに適応し、在籍するメンバーが活動しやすくなるか、そして、まだ見ぬ仲間が入会したいと思ってもらえる環境を整えることができるか、歴史と伝統を大切にしつつ、変革していきます。JCは、これまでも、これからも多くの事業を展開し、地域の課題解決を図っていきます。その課題解決は、組織内だけで完結できることは少なく、市内外の多くの方々にその課題や、我々の事業を認識してもらう必要があります。その情報が老若男女問わずより多くの方々に届くよう、様々な媒体を介し発信をしていきます。

 

【まとめに】

岩見沢JCに入会させていただき、11年が経ちます。その間に、多くの役割、役職を経験 させていただき、そして、多くの人脈を築かせていただき、経験の蓄積がJC以外での活動にいかすことができました。また、経験を経るごとに、岩見沢JCで何を為すべきか、考えることができました。なぜJC活動をしているのか、メンバーの数だけその回答があり、だからこそ、多種多様な活躍でき、多種多様な価値観に触れるからこそ、意識の変化が生まれてきます。メンバーそれぞれが、一年、その先をイメージし、わくわくし活動できるよう、組織の基盤強化を図ります。10人いれば10通りの人財の成長があり、その成長が、個の目標や夢の実現に繋がり、その集合体として岩見沢の明るい豊かな未来の実現へと繋げていきます。

 一を以て之を貫く 孔子 
 

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