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一般社団法人岩見沢青年会議所

第69代理事長

中西 良貴

当会のホームページをご覧くださりありがとうございます。

一般社団法人岩見沢青年会議所 2024年度、第69代理事長の職をお預かりします中西 良貴(なかにし よしたか)と申します。

​どうぞよろしくお願いいたします。

我々は明るい豊かな社会を目指し日夜、自身のため、地域のために汗を流し活動しています。しかし、インターネットで「青年会議所」と調べるとあまり良い印象を抱かないかもしれません。ぜひ一度我々の仲間達と触れ合ってみてください。必ずや机上では分からない魅力に気付いてくれると信じています。年間1万円で体験できる賛助会員制度もご用意していますので、まずはお気軽にお声がけください。

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理事長指針

~未来 思考~


【はじめに】
あなたの人生はなんのために生きていますかという問いにどうこたえるだろうか。ただ、自分がよくなりたい、儲けたい。そんな想いで18年前JCに入会した。2020年、新型コロナウイルスの出現から社会は大きく変わり、世界や地域は分断され未知へと突入した。そこには答えなどない現実に人々は混乱した。なぜならば今までは「思考」しなくともよい時代であり、日々を当たり前に過ごしていたからだ。

“思考は現実化する”
~成功は成功を確信する人のもとに訪れる。少しでも失敗を意識すれば失敗する~
(ナポレオン・ヒル)

青年会議所活動の中でこの言葉と出会うことができた。後ろ向きな私は、常に失敗の不安から脱却できず日々苦悩していた。しかし、成功とは失敗の先にしかなく、成功は成功を誰よりも願うものにしか訪れない。だからこそ、日々実現したい姿を思い描き、挑戦を続けることが必要である。誰よりも思考し試行することで、可能性を拡げられるからこそ新しい未来が訪れる。


【あるものを使い、ないものをツクル】
幼少期、父親に買ってもらったボールを追いかけ日が暮れるまで友達とボールを蹴り続けたのを今でも鮮明に覚えている。チームという概念は古来から日本人が持っているアイデンティティでもあり、欧米諸国に劣る身体能力であってもチームスポーツで好成績を残すことができるのは皆も承知の通りであろう。全国的にも少子化や価値観の変動により「個」を重視させる時代へと大きく変化したことで、強烈な原体験だったスポーツを取り巻く環境も変化し、ここ岩見沢であっても自由にスポーツを選択することができなくなっている現状がある。特にゴールデンエイジと呼ばれる世代での身体の発達は、様々な競技の体験や同世代との切磋琢磨にあり、私たち子育て世代の当事者として成長と交流の機会を提供したい。特に岩見沢JCは学校とのつながりがあり、さらには岩見沢にはスポーツに特化した希少な大学がある。この強みを使い次なる一歩を進めるのは、地域のハブとなる我々JCの使命ではないか。

【紡がれしキセキ】
1956年11月3日、16名の有志により岩見沢JCは設立され本年で68年目を迎える。時代が移り変わる中でも運動を続け脈々と紡がれてきた大切なものがある。それは地域とのつながりである。私自身もこの青年会議所で得た知識や経験を自らの営みに転嫁させ成果をあげた実感がある。単年度制を採用する青年会議所だが、人が変わり役割が変わっても変わらず青年会議所として今も歩み続けている。つまり歩んできた歴史は財産であり、70%が入会3年目以内である現状は過去を学ぶチャンスであると捉え、JC運動が社会にも通ずることを会員自体が認識し、誰もが個の資質を伸ばすことができる組織であることを示そう。2年後に迫る創立70周年の節目を機に新生岩見沢JCの契機になることを確信する。


【サイコウの仲間とともに】
入会当初を知っている妻に、青年会議所に入ってあなたは変わったと言われる。自分では感じることは少ないかもしれないが、少なからずJC運動を通して行動が変わっていたのだろう。自分を変えたいと思っている若者は社会には実際に多いのだと感じた。そうはいっても自分ひとりで意識を変え行動を変えるのは容易ではない。しかし、この青年会議所にはたくさんの仲間がおり40歳までの限られた時間だからこそ、同じ時間を過ごし、新たな仲間と切磋琢磨することで実際に自分自身を変えることはできる。人はいつどこでスイッチが入るのかわからないが、この青年会議所には少なからずたくさんの機会と成長のスイッチを入れてくれる仲間がいる。青年会議所というややわかりづらいイメージを刷新すべく広くこの魅力を伝えたい。まだ見ぬ仲間たちとともに。


 【共感する物語】
岩見沢JCはどんな団体だと聞かれると私は「スゲー仲間がいる会」だと伝えたい。我々の組織にはパソコンは苦手でもずば抜けたコミュニケーション力がある会員、チームワークが苦手だが、頼まれごとはなんでもやってしまう会員など、かけがえのない会員が多数います。何かを良くしたいという志で同じ活動するが、そのストーリーは異なる道を歩いてきた。人を磨くのは人であるとともに、人を惹きつけるのもまた人である。大所帯になったいまだからこそ、「みんな違ってみんないい」個性を認め合い、新しいコミュニティへと深化させ、組織の魅力へとアップデートしたい。誰も取り残さない組織構築へむけて対内広報を強化することで、JCの新しい物語の1ページを刻もう。


【人のチカラ】
入会を望む会員の多くが青年会議所で何を得たいか、という問いの答えは大きく分けて3つある。ひとつは地元に根付く同世代の仲間をつくりたい。ふたつは自分自身の能力を開発し、自己の成長をしたい。そして最後は、地域をよくする活動をしたいだろう。どれも正しいが他の団体にない自分の価値観を変えてくれるのが、この青年会議所の醍醐味である。入会当初は右も左もわからなかった私も数年経つと当たり前のようにセレモニーができるようになった。そこにはともに活動した同じ年度に入会した同期の仲間がいた。時には悩みや苦しみを打ち明け、時には生意気に岩見沢のまちを良くしたいと夜中まで議論を繰り広げた。卒業しても続く不思議な縁であり、奇跡のように出会った同期とともに自らの器を広げてほしい。また、同じ志をもつ仲間は全国にもたくさんいて、誰と出会うかがもっとも重要である。大事な時間と大事なお金を使うJCだからこそ、すべての会員が所属していることを誇らしく話せるカッコイイ団体であり続けたい。


【盤石な仕組みに向けての挑戦】
すべての原因は仕組みにあり、個の能力に依存した組織は短期間での成果を得ることができやすいが長期的な視点で見ると衰退している。組織の運営には必ず縁の下の力持ちがいる。青年会議所においても諸会議の準備や議事録など多岐にわたり運動を支える影のスーパースターが総務である。前年踏襲が基本である運営だが、時代の先駆者としてPCを使ったペーパーレス会議、誰でもが参加しやすいWEB会議など常に新しい視点を取り入れ進化させてきたのは青年会議所の歴史が証明している。ITやテクノロジーを取り入れ、ただ同じことを習慣的に繰り返すのではなく、思考から工夫を生み出し運動を最大化できる組織へ変化を厭わず挑戦しよう。


【名もなき同志たち】
 2006年20歳でこの青年会議所に入会した。右も左もわからない私に優しく教えてくれた先輩がいた。役職が付いてその責務の大きさに耐えられなくなり辞めようと思った私を必死に止めてくれた先輩がいた。しかし、その頼もしい先輩たちも今はいない。経済的理由でJCから去る仲間もたくさんいたし、歯を食いしばってJCに打ち込む会員もいるだろう。全国を見渡す中で、やりたくてもできない人がいることを心に止めなければならない。明日仕事に困ることもなく、未来を考えJC運動をすることができるのは正に幸せであり、地域に変化を起こせるのは我々だ。このまちに根付き、まちとともに生きる世代だからこそ覚悟をもって生き抜こう。


仲間とは誰かのために自らを捧げることができる。
仲間とはどんな状況でもやりとげることができる
仲間とは苦しみも喜びもともに分かち合うことができる。

そして誰も見ぬ未来へつなごう。
 

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