2019年度理事長指針

「万里一空」~新たな時代へ挑戦~

理事長:市原正基

「~はじめに~」

 明るい豊かな社会の実現に向け全国で105番目にこの岩見沢の地で青年会議所の創立 を宣言し、63年目を迎えることができました。多くの歴史や運動を継承していただいた 先輩方やまちのためにご尽力いただきました関係諸団体の皆様に感謝申し上げます。

 私は東京へ大学進学・就職を経て、2006年に地元の岩見沢に戻ってきました。20 06年入会当時はただ一生懸命先輩についていくのが精一杯で個人の成長など考える余裕 すらありませんでした。2014年に社長就任、先代の父の死など多くの困難を乗り越え た時に改めてこの青年会議所での学びが活きたと感じました。また、青年会議所に入会し、 誰かが当たり前のように行っていることは、地域の担い手たちが切磋琢磨し必死に汗をか きまちやひとのためを思う仲間たちと共に行動し続けた結果だということに気づかされま した。

 ~全てのひとが当事者であってほしい~

 他人行儀であった自分の意識を変え、自ら学ぶことの重要性を教えてくれたのはこの青 年会議所であります。私一人の力では地域を変えることはできません。しかし、青年会議 所は「明るい豊かな社会の実現」を目指し行動を共にできる同志がいます。この志高き同 志たちと共により魅力あるまちを創造し、地域の担い手となるひとを育成し当事者意識の 変革を伝播すべく運動を展開してまいります。

 また、本年は2016年度創立60周年記念式典の場で掲げた、創始の理念を引き継ぎ 未来に向けてさらに力強いJC運動を継承していく、今後5年間の運動の方向性となる中 期ビジョン「人巡るまち、いわみざわの創造」の3年目として、2年間で構築した関係を 活かし、岩見沢の価値をさらに高めてまいります。

「~ひと巡るまち創造へ~」

 かつて岩見沢には炭鉱へ行き交う人々の休息所が設けられました。人々は休息所で湯呑 をし疲れを癒したことから「ゆあみさわ」と呼ばれており、そこから岩見沢と名付けられ たとされております。岩見沢は高度経済成長期には近隣炭鉱と港湾都市を結ぶ列車の一大 拠点となっていて旧国鉄が全国12か所の鉄道のまちとして認定されていました。石炭の 輸送拠点として栄えていましたが、炭鉱の相次ぐ閉山、また、郊外の大規模店舗の進出に よる中心市街地の衰退などによって、次第に地域の色合いが薄れていっています。

 私たちが住むこのまちには魅力あるものや新たな魅力になりえるものが無数にあります。 岩見沢は南空知の中核都市であり、北海道陸上交通の要所の一つでもあります。道内有数 の農業地域であること、芸術・スポーツに特化した北海道教育大学岩見沢校を擁していま す。恵まれた自然環境があり、大変住みやすい地域です。地域の色合いが薄くなってきて いて、人々の関心を思うように集められない今、地域の価値に気付いている人はどれだけ いるでしょうか。身近であるが故にその価値に気付けていないのでしょうか。

 住んでいる人々がこのまちを誇りに思うこと。訪れた人におもてなしをし相互満足を得 ることによってこのまちに住んでいて良かった、このまちにまた訪れたいと思ってもらう ことが何より重要ではないでしょうか。

 そのためにも一般社団法人岩見沢青年会議所はこのまちに住んでいる人々がまちのこと を知り、親しみを持ち、郷土愛を深めていくことが重要になります。より多くの人に伝播 していくためにも市民と連携し地域の特性を活かした運動を展開していきます。

 さらにこの地域の未来を担う子供にこの地域が持っている魅力を伝え、守り育んでいく ことが必要です。子供たちが今後も岩見沢に住み続けていきたいと思ってもらうためにも 地域の人や魅力に触れ、地域への関心を高めることで生まれ育ったまちへの郷土愛を深め ます。郷土愛を持ち、多くの人と関わりを持って活動していく「人財」を育成することで まちの活性化につなげていきます。

「~個人の資質向上のために~」

 組織が必要かつ十分に機能していくためには個々人が岩見沢青年会議所におけるそれぞ れの役割を理解し、その役割を果たしていくことが大切です。メンバーが与えられた役割 を演じ、それぞれをつなぎ合わせ、連帯感を持って日々行動することが重要です。

 個として成長するためには、あらゆる活動に参加している一瞬一瞬をかけがえのないも のとして大切にしなければなりません。一人ひとりの意識をより高めていくことが岩見沢 青年会議所の成長につながり、これからも続くJC運動への原動力となっていきます。そ の成長のためには、当然、そこには困難なことがあるかもしれません。しかし、その障壁 に果敢に挑戦し立ち向かい、乗り越えてこそ得られる経験は必ず自分を一回りも二回りも 成長させてくれます。それは手法やスキルを学ぶだけでなく、リーダーとしての胆力や気 概をもたらします。そしてこれらの機会に対して果敢に挑戦し、努力していくJAYCE Eを岩見沢青年会議所全体で応援し、共に成長しあう環境を創ります。

「~JAYCEEとして~」

 「青年会議所は人生最後の学び舎である」青年会議所はその言葉の通り多くの学びと自 分を変えるきっかけを与えてくれる団体です。この学び舎が地域から必要とされる組織、 魅力ある組織へ進化するためには、JAYCEEとして自らの魅力を磨き上げ、さらに市 民から信頼される組織へと発展する必要があります。そのためには会員一人ひとりがLO Mを創るのだという当事者意識を醸成しなければなりません。我々は先輩方が築き上げら れてきた信頼や組織のありかた、知識や経験を一人ひとりが理解し、継承していくことが 重要であるのはもちろんのこと、その成長を自己完結で終わらせるのではなく、それを職 場・地域・社会に、そして未来の会員へと還元していかなければなりません。組織を活性 化させることにより、学び舎としての価値を高めていかなければならないのです。JAY CEEとして成長した多くのメンバーが地域の礎となることで、我々が暮らす岩見沢の未 来をより豊かにできると確信しています。

「~全員で取り組む会員拡大~」

 我々はJC三信条「修練・奉仕・友情」に基づき、明るい豊かな社会の実現を目指して JC運動を展開しています。そして、その大きな目標を達成するためには我々と同じ考え を持つ同志を増やしていかなければなりません。その同志を増やすためにJCを真剣に語 ることができるように成長すること、そしてそれを伝えることができるように成長するこ と、それこそが真の拡大につながるのではないでしょうか。会員拡大は決して組織の存続 や運営のためだけに行うのではありません。一人でも多くの新しい仲間が増えることによ り、私たちの活動がより広く隅々まで届くようになり、より認知され、また新しい仲間が 増える好循環になっていく。多くの仲間でより良い地域を築くために行うのです。これか らの岩見沢の未来を本気で考え、共に行動できる同志を増やしていきましょう。

 私は「青年会議所はひとの意識を変えることができる団体」と考えています。入会した 当初は「自分が変わりたい、仲間を増やしたい」という利己の考えが中心でした。しかし 活動していくうちに「ひとのために、まちのために、」と利他の考えへ変化していきました。 この利他の精神こそがまちづくりへつながっていくのです。JCに入会して「ひとのため に、まちのために、」と少しでも感じることができたなら、それは皆さんの意識が変わった のです。これほどにひとの意識を変えることのできる団体が他にあるでしょうか。ひとが 成長すれば、組織も成長します。組織が成長すればまちの未来はより明るいものとなりま す。岩見沢青年会議所は未来に目を向けたまちづくり団体として、そしてまちのリーダー を創出する団体として、誰かがやるという考えではなく、自らが真摯に取り組まなければ ならないという気概を全員で共有し拡大活動を行っていきます。

「~むすびに~」

 平成という一つの時代が終わり、新しい時代を迎える節目の年に、私はこの素晴らしい 組織の長となる機会をいただきました。岩見沢青年会議所が、これからも岩見沢の歴史を 刻む運動を展開する組織であり続けるために、そして、全てのメンバーの成長のために、 力の限りを尽くし行動します。

 我々には明るい豊かな社会の実現という夢があります。その夢を実現するためにはどう すればよいのか、日々JC運動に取り組んでいます。JCだからできることが必ずありま す。JAYCEEの若い力は無限です。我々が描いた夢は必ず実現できることなのです。 そして地域の人々も夢を描き、みんながその夢の実現に向かい、力を合わせれば、自ずと 未来は開かれます。夢に向かう人は輝きを放ち、夢を叶えた時、新たな夢に向かい前へと 進めるのです。この輝きがひとからひとへ、ひとからまちへ輪を広げ、明るい豊かな社会 へとつながっていきます。 次代を担う我々は若き情熱を胸に青年会議所運動を展開し、こ れからもずっと住み続けたいと思える夢と希望が溢れる岩見沢の創造を目指していきます。

 ~夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に成功なし。 故に、夢なき者に成功なし。 ~

 失敗を恐れず、夢に向かい挑戦しましょう。真剣に取り組んだ私たちの運動に、失敗は ありません。期待した成果がでなかったとしても、その経験は必ず私たちを成長させ、次 の運動の成功への軌跡となるのです。地域の未来を次の時代に託していくためにメンバー 一人ひとりが夢を描いていこう。そして、誰もが夢を描ける地域を創り上げよう。

​ 私たち一人ひとりが持つつながりの力を結集し、人巡るまち「いわみざわ」を実現しま しょう。

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