一般社団法人岩見沢青年会議所 2023年度 委員会基本方針
NextCommunityDriven委員会基本方針
委員長 三上 雅史
我がまちに所在する国立大学法人北海道教育大学岩見沢校は、今年で創立100年という歴史がある中で、芸術・スポーツ文化に特化した道内でも稀にみる学科形態の大学として、全国から学びを求め研鑚し、多彩な感性や技術を備えた若者が活躍しています。
教育大学は開かれた大学を目指しており、歴史や多くの活動からも、市民は大学の存在を認知していますが、さらに身近なものへと大学活用を推進し、地域社会との調和を図ることで、大学と地域をつなぎ、大きなインパクトを与えられる好機が訪れています。
特色ある研究から培われた知識や技能を集結した大学を重要資源と考え、大学、学生のニーズに目を向けて、あらゆる芸術やスポーツの文化価値の視点を活用した地域課題への取り組みを実践していけるよう、活動・運動を巻き起こしていきます。
当委員会では、共に地域社会への実践力を高めていくために、現状はなかなか日常生活で身近に感じていない、気付けていない、大学の資源に着目します。施設環境や次世代の若者が取り組む研究活動における知識・技能を活かして、国立大学法人北海道教育大学岩見沢校の授業に参入します。また、地域課題を実践するパートナーとなるために、授業に自ら入り込み、より近いところで信頼される関係を築き、地域の具体的に取り組むべき課題の共有と解決にむけた取り組みを協働し、青年会議所の強みである即応する地域の青年として、大学の研究活動のサポートも行います。さらに、市民へと活動を浸透させるために、大学の専攻・コースの研究を基盤とした事業を構築して、斬新な切り口で地域課題への取り組みと新たな魅力を発信します。
大学が培う英知と若い活力が結集する資源(あるもの)をこのまちの唯一無二の財産として活かし、青年会議所がHubとなることで新しいCommunityが岩見沢市民へと拡がり、地域がより発展する機会の創出に参画します。身近にあるのに感じていないものをかけがえのないものへ昇華させ、力強く未来をつくる若者が溢れるまち岩見沢へ。
職務分掌
1.あるものを活かしたまちづくりの調査・研究・実施・検証
2.大学生の実態を認知するための事業の調査・研究・実施・検証
3.社会問題解決のために地域社会が一体となる事業の調査・研究・実施・検証
オープンソース委員会基本方針
委員長 田中 巧
JCI岩見沢という組織は1956年に設立され、多くの歴史を積み上げてきました。20歳から40歳までの会員で構成され、20歳で会員となった方は卒業までに20年の歴史を歩んでいきます。そんな歴史の中、現在のこの組織は入会して歴の浅い会員の割合が増えることで、培ってきた歴史を共有できる会員が少なくなっています。この長い歴史を振り返り、青年会議所の生い立ちや過去の事業の成功体験だけでなく失敗を知り、各々の社会生活で実践できる〝新たな学び〟につなげることが重要であります。また、現在のJCI岩見沢で行われている実務やマナーを知ることで、社会で実践できる有益な情報を得られる場を提供できると考えます。
JCIの歴史を学び、会員が実際の社会生活の中で事例を振り返ることで、その時々に応じてより最適な選択肢を導くことができる人財を育むことができると考えます。さらに、ビジネスのトレンドを活かした利用した新たな働き方やマナーを知ることで、より柔軟で、且つ実践力の身につく組織になることを理想と目指します。
当委員会では、青年会議所に於ける活動を社会に活かすために、社会人としての基礎的なマナーから現代の仕事における有力なツールの解説、稟議書の書き方などの実務で必要な知識を学ぶ機会を設けます。また、JCI岩見沢の過去を紐解くことで、歴史教育を軸に先輩やキャリアを積んだ会員の方から歴史だけではなくそこにどのような想いがあったのか、どのような学びがあったのかを知ることのできる事業を行います。多くの会員がそれぞれの学びを得られる機会を創出するため、青年会議所がもつ特性や過去の事業にある成長と発展の機会を「書」として作成し、会員に提供することで、資質向上し続ける組織とします。
JCI岩見沢が記された学びの書として作成し、全ての会員が今まで知らなかった知識や経験に触れることで〝JCI=新たな学びの場〟であると認知され、会員それぞれが切磋琢磨から来年度以降も自ら挑戦できる組織になると確信します。
職務分掌
1.個々があるべきJCの姿についての調査・研究
2.JCIの歴史を紐解くための調査・研究・実施・検証
3.社会人としての資質向上についての調査・研究・実施・検証
4.普遍的なプログラム策定の調査・研究・実施・検証
TSUNAGARI委員会基本方針
委員長 尾高 洋平
JCI岩見沢は2022年度に12名の新入会員が入会し、まちの活性化のために日々活動を共にするメンバーが増えました。しかし、なかには、お互いのことを知らずに1年を終えるメンバーが多いことが現状です。誰一人メンバーを取り残さない交流を通じて、JCがより身近な存在で経験したことをいつでも語り合える仲間との関係を構築できる環境が必要です。
当委員会では、メンバー同士が相互の理解を深めるために活動を通じてのつながり方や表現の多様性を意識し、人とのつながりの重要さと積極的に取り組む姿勢をもたせます。
まずは、メンバー間のつながりを深めるため体験型の事業をすることでLOMとしての一体感を高めます。
そして、メンバー間が懇親を深めるために、定期的に集うことができる各委員会の事業後を利用し、LOMとしての士気を高める事業を実施いたします。
そして、年当初には、各委員会の目指していく方向を共有するための事業を設え、LOMとしての団結を図ります。
さらに、50年以上親睦を深め続けている美唄、栗山、夕張に関しても4JC合同例会を実施し、LOMの垣根を越えメンバーとのつながりを強化いたします。
また、LOM事業や地区事業に参加できないメンバーに事業への理解を促すために、各地区のエリア事業について概要や意義を説明し、有意義に関わることができる視点を探し伝えることにより、積極的に事業の参加推進の向上に取り組みます。
JCの事業だけではなく、プライベートなこともお互いに腹を割って話せる環境でみんなが前向きに活きいきと居心地がよく、心地よい環境からメンバー同士の絆が深まりTSUNAGARIの大切さをもつことができると確信しています。
職務分掌
1.有益な交流に関する調査・研究・実施・検証
2.4JC合同例会に関する調査・研究・実施・検証
3.会員が例会全員参加につなげる調査・研究・実施・検証
4.各地会員会議所とつながる事業に関する調査・研究・実施・検証
誇れる仲間拡大委員会基本方針
委員長 佐藤 直輝
現在、日本青年会議所の会員数は過去10年間の減少数を平均すると毎年約800名の会員数減となっており、岩見沢青年会議所においても1998年の会員数約100名をピークに現在は半数以下までに減少、近年は横ばいの状態が続いています。JCはこれまで「明るい豊かな社会」を目指し、社会への奉仕を通じて、日本経済の発展に寄与してきました。すなわちJCの衰退は日本経済全体の衰退ともいえ、会員の拡大は重要かつ喫緊の課題となっています。JCI岩見沢における会員拡大についてのアンケート調査を行ったところ、青年会議所の活動については理解しているにも関わらず、同じLOMに所属する会員情報については互いに知らない会員が多く相互理解の解決が不可欠であります。
まずは相手を知ることで仲間を誇りに思い、それらを会への誇りへとつなげ、大切な人に自信をもって入会を勧めることができる組織づくりを行います。またホームページやJC通信にメンバーボイスや入会対象者向けの情報配信スペースを設けるなど総務広報委員会と連携を図りながら、偏った会員のみが拡大をするのではなく、全員が気軽に拡大に携わることができる環境を構築し、より一層の会員拡大につなげていく拡大体制及び方針について新年交礼会時に説明いたします。そして青年会議所がまちづくりをしていることを知らない市民の方々に対して、青年会議所の認知とまちづくりに賛同してくれる同志を増やすという目的のもと、JCI岩見沢をPRする場を設けます。さらに新入会員の成長につなげるため、新入会員委員会を立ち上げ、事業の構築及びサポートをいたします。
これらの事業を行うことで会員数50名以上の笑顔が溢れ、さらに相互啓発によって会員相互理解がより深まった、一人ひとりが仲間とJCを誇りに思える岩見沢青年会議所を構築できると確信しております。
職務分掌
1.会員拡大推進のためのツールに関する調査・研究・実施・検証
2.多様な会員拡大に向けた事業の調査・研究・実施・検証
3.会員が継続して在籍できる事業の調査・研究・実施・検証
4.新入会員に対する研修やフォローに関しての調査・研究・実施・検証
5.賛助会員が正会員入会へ意欲向上に向けた調査・研究・実施・検証
総務広報委員会基本方針
委員長 仁志 紀之
今年度は歴の浅いメンバーが多くを占めており、フレッシュな運営が期待されます。半面、代々引き継いできた考え方やルールなどについて、口承では正確に伝わりにくい点もあり、スムーズな運営とはいかないかも知れません。またJCの素晴らしさを誰もが発信できる状態ではなく、一部に発信の機会の偏りが大きいものになっています。
マニュアルがあってもそれを的確に活用できていないことがあるため、この点を改善することで着実な運営、持続可能な組織へとつながります。また、一人ではなく、多くのメンバーで発信する仕組みを作ることで、JCの認知度をさらに拡大できます。
そのために、まず運営面では、これまでの口承ではなく、明文化による伝承を図ります。動画記録等の新たな記録方法に挑戦しながら、総会や財務管理など、着実な実行を求められるものに対して、誰もが着実に実行できるよう整備していきます。
また、広報面では、HPの更新やJC通信の発行、SNSを活用し積極的に対内外に向け発信します。まちの若者たちに沢山の刺激を与え、私も参加してみたいと思ってもらえるような組織にならなければ、今後の安定した組織運営はできません。全員が取り組める具体的な発信の仕組みをつくり、JCメンバーが楽しそうに活動している姿をまちにアピールしてまいります。
各委員会の適切な状況把握、スムーズな情報共有により組織全体の動きに一貫性が出ると考えます。全員が同じビジョンを持って活動することができ、その結果、まちの皆様からの信頼を得て、さらに尊敬される組織になると確信します。入会2年目の私が委員長を務めるにあたり、今までにはない目線で新しい風を吹き込み、誰かの当たり前が皆の当たり前になる組織を目指し、努めてまいります。
職務分掌
1.誰でもできるLOM運営方法の標準化の計画、実施
2.総会、例会、理事会等の円滑な運営及び出席状況の確認、管理
3.各委員会活動のサポート、また委員会と連携した広報活動の展開
4.理事会等の書類及びデータの適正化及び整理、管理
5.財務管理及び帳簿の作成