グッドデザインライブ中継.jpg皆様ご承知の通り、グッドデザイン大賞受賞!

これは凄い事でした!

今回は、せっかくなので、JCからの視点ではありますが、まちづくりと岩見沢複合駅舎との関わりについて、できるだけ詳しくご紹介させていただきたいと思います。

ちょっと長いかもしれませんが、こういう活動の積み重ねが今回のグッドデザイン大賞受賞の大きな評価に繋がっていた事をご理解いただけると思います。

まず、岩見沢JCと駅舎との直接的な関わりの前に、岩見沢JCと設計者の西村氏との繋がりからご紹介させていただきます。

私事となりますが、この新駅舎との関わりは設計者でもある(株)ワークヴィジョンズ西村氏との出会いに遡ります。

2005年秋、焼き鳥屋さんの鍋を囲み初顔合わせをした我々は、西村氏が語る「刻印レンガ壁」のプロジェクトを始めとするスケールの大きな、また実現に向け的確な具体案の伴うまちづくりビジョンを目の当たりにし、大いなる刺激を受けました。

その時私は青年会議所会員としての公式参加ではなく、まちづくりに関わる先輩に導かれての個人的参加という枠組の中での出会いでありました。

この岩見沢市にとって、ただ単純に新しい立派な駅ができるという以上に、まちづくりという言葉の中でソフト面における大きな前進が期待できる事に胸がときめいた事を覚えています。

また、我々の志すまちづくり運動において、単独の組織等で行う事には限界があり、このまちに住む人々が「自分達のまちは自からがつくるもの」という意識を高めていく為には、もっと大きな《連携》という括りの中で発生する大きなムーブメントが必要であると考えておりました。

創立50周年記念事業パネルディスカッション.jpgその思いに合致し、尚かつ一歩も二歩も先を行っていたのが、今回の駅舎設計を担った(株)ワークヴィジョンズの西村氏であり、鳥羽市を始めとするまちづくりの経験に基づき、岩見沢市においても駅舎建設と同じだけ岩見沢のまちづくりへの熱い情熱を抱いていた事に影響を受け、2006年から我が青年会議所の委員会アドバイザーとしてご指導をいただいたり、はたまた(社)岩見沢青年会議所創立50周年記念事業(右画像)として、岩見沢市民会館まなみーる大ホールで行われた、オリンピック水泳銅メダリストの田中雅美氏、カーリング娘で名を馳せた小野寺歩氏、林弓枝氏、当時の向田直人理事長を交えたパネルディスカッションのコーディネーター役として出演していただくという繋がりを育んでいきました。

 

ふるさとフラワー大作戦花壇.jpgまた、この年に岩見沢JC創立50周年記念事業として駅東市民広場に設置させていただいた14m×7mの花文字用ふるさとフラワー大作戦用巨大花壇(左画像)は、市役所との協議を経て西村氏がプレゼンしたレンガ軸との融合も視野に入れて設置されています。

ありがとう仮駅舎イルミネーション.jpgその後も我々の活動の良きアドバイザーとして西村氏に関わっていただきながら、いよいよ2007年、駅との実働となる「ありがとう仮駅舎」(右画像)へと続いていきます。この時は北海道教育大学岩見沢校が中心となり、解体するプレハブ仮駅舎に動物たちの絵を描くにあたり、JCは(指導力開発委員会/石月委員長;当時)後援団体としての実働部でのサポート、またイベント等での協働作業を行わせていただきました。

中心市街地シャッターアート.jpgこれも過去にはなかなか繋がる事ができなかった北海道教育大学との連携の大きなきっかけをいただき、その後、2007年度まちの経済活性化委員会(厚谷委員長;当時)との別コラボレーションが実現し、中心市街地のシャッターアート事業(右画像)2008年度確かな経済創造委員会(今村委員長;当時)による芸術を切り口としたTシャツグランプリ等へと発展していき、現在においても様々な協力、連携が続けられています。


 

実際の駅舎との連携という部分に視点を移すと、2003年より始められているプロジェクトXmasという、岩見沢駅前のシンボルツリーである22mのメタセコイヤを市民一人ひとりからの資金参加を募り、みんなのクリスマスツリーにしようという事業があります。

プレオープン連携事業.jpg(左画像)現在はJC単独企画ではなく、市民を交えた実行委員会として成長を続けていますが、2008年は市民交流委員会(千葉委員長;当時)が調整役となり、12月にレンガプロジェクトの集大成であるレンガ壁のお披露目とプロジェクトXmasの点灯式を組み合わせ、それに北海道教育大学、中心市街地の商店街組合、商工会議所、観光協会やNPO法人薔薇香る癒しのまち岩見沢等々との連携を実現し、結果として駅が核となり、この岩見沢のまちづくりは大きな前進を遂げている最中であります。


 

今回、新駅舎建設において単に建築物ができたというだけではなく、それに伴う副産物として、人と人、組織と組織という岩見沢市内における様々な連携が形となってきています。

JCとしても駅舎建設をきっかけとした様々な動きの中で、新しい連携活動に恵まれる機会をいただきました。

これは当初から設計コンペのテーマに掲げられていた「まちとの連携」というまちづくりのDNAが宿った駅である事の証明に他ならないと感じています。そんな大きなプレゼントをいただいた岩見沢市民として、今後はイベントとしての連携にとどまらず、実際にこの岩見沢をどうしていくのか。市民としてどうあるべきか。そんな事に踏み込みつつ自分たちのまちづくりを考えかなければならないと実感します。また今、そんな器ができつつあることを強く感じます。


紛れもなく我々にとってはこの駅舎を核とした事業に関われた事がまちづくりにおける大きな財産となり、その活動の中で得られた様々なネットワークを今後の岩見沢市のまちづくりに大いに活かしていかねばならないと覚悟しているところです。


 

この駅舎の建設により、まちづくりのソフトの部分にこのようなムーブメントが起こっている事。また、今後もっと増幅して確実な力へと変わっていかなければならないという機運が高まってきている事は間違いない事であり、その動き(現象)そのものがグッドデザイン大賞という評価を得られた事に私はとても嬉しく感じます。

グッドデザイン当日のプレゼンを聞かれておられない方はどうしてこの駅舎が大賞に選ばれたのかが明確に理解できないかもしれない。でも、その結果にはこういう活動が大きな評価をいただいたという事にご理解をいただければ幸いです。

とは言え、これは見事なまでに西村氏の”手の平”に載せられ、心を突き動かされたゆえに恵まれた縁と経験であります。今の岩見沢はまだまだ明確に動き始めているわけではなく、あくまでスタートを切ったという部分でしかないと感じています。ここから先、どうやってこのまちを良くしていくのかは、ここに住む私達、市民が考えて行動していかなければならない。そんな覚悟を持ちながら微力ながら前進していきたいと考えています。

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明日11月9日の日本テレビ、「NEWS ZERO」にてグッドデザイン大賞受賞までの舞台裏密着という感じで特集を組んでいただけると聞いております。

是非、ご覧いただければと思います。

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グッドデザイン大賞受賞…確かに岩見沢に住む者として“出来過ぎ”ともいえる大いなる結果ではあります。

しかし、平野理事長が仰られるように今回の受賞は、単なる建築物としての「意匠的な美しさ」に対しての評価だけではなく、その裏にある設計から建築に至る過程、またその流れの中で確実に、そして着実に岩見沢市民との繋がりを模索し、様々なイベントや関わりを通じて、真にこの新駅舎が岩見沢市民に認知された上で「まちづくり」のコアとなるべく設計者の西村さんが思案してくださり、熱く行動してくださった…その結果だと思います。

私も岩見沢に住む設計者として、同じ立場で西村さんを見させて頂きましたが、自分の生まれた街でもないこの岩見沢に対して、ここまでしっかりと岩見沢というまちの成り立ち・歴史を踏まえた上で、経済的・文化的背景も考慮しながら、設計者として様々な場面にここまで深く関われるものなのか…と、感銘を受けると共に、地元に住んでいながら完全にお株を奪われてしまっている自分自身が恥ずかしくもありました。

しかし、そうした西村氏の見事な手腕をひとつのきっかけとして、岩見沢は平野理事長の言う「大きなチャンス」を捉えたと思います。
今回の大賞受賞により、必然的に全国からこのJR岩見沢駅舎、そして岩見沢というまちが注目を集めることでしょう。

これまでは何かと不本意な意味で全国的に名を知られる事の多かった岩見沢市…ですが、もうそうしたマイナスな要因は底を打ったことでしょう。あとは上がるだけです。

その為にも、変革の中心となるべきはまちに住む若者であるべきだと思いますし、その中心を担うのはやはり青年会議所メンバーだと考えます。

変革の能動者たらんとする青年として…
本当に地域に必要とされる組織・人である為に、もっと泥臭くてもいいので、ガツガツと行動して行きたいですね。

僕もJC卒業したら自分の居場所を作って、ライフワーク的な何かを始めようかな…(笑)

kinkinさん
本当、そうですよね。
あとはこの機運をどう高められるか!チャンスの神様は前髪しかないので、通り過ぎたら掴めないって感じでしょうか。色々と悪あがき(?)していきたいものですね。そう泥臭く!

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